〇例１：天気の話題

よく雑談の例に出てくる「天気」ですが、
厳密には「天気」をただ話すだけでは会話になりにくいかなと思います。

A：「今日は良いお天気ですね」

B：「そうですね」

こんな感じかなと思います。

そうではなくて、先ほどの５つの何かしらに絡ませて話してみる。

A：「今日は良いお天気ですね。晴れた天気のときにされていることってありますか？（２：動くことと関連づける）」

B：「そうですね、晴れた日には朝散歩しています」

A：「散歩されているとは健康的でよいですね。・・・」

という感じで一言５つのどれかに絡ませて会話してみると、少しずつ会話が広がるかなと思います。

同じような形でもう一つ例を紹介します。

〇例２：最近ニュースになっていること

ここではわかりやすい例として「コロナ」の話を出しますが、、
「コロナ」についても事実を話すだけでは会話になりにくいかなと思います。

A：「今日もコロナの感染者が多いですね」

B：「そうですね」

質問されたBからすると、どういう話が次にくるかわからないので、このような反応になってしまうと思います。

そうではなくて、同じように５つの何かしらに絡ませて話してみると、

A：「今日もコロナの感染者が多いですね。コロナ対策でテレワークとか増やしていますか？（３：働くこと）」

B：「そうですね、最近は会社からもテレワークの指示が出ているので、週２回はテレワークしています」

という感じで色々な情報がBからも出てくるので、次の話もしやすくなるということかと思います。

相手との関係性にもよるので、全ての場合で使えるとは思いませんが、
このテクニックをうまく使うことで、コミュニケーションが円滑になる場合は増えるかなと思います。

ポイントは一言入れることで、相手に関心が向いて、コミュニケーションが生まれるという点なので、「誰もが興味のある事柄」に絡ませて話すことを意識すると良いと思います。

このテクニックは簡単ではありますが、私は結構出来ていないなと思いましたので、今回の本でハッとさせられた内容でした。

〇まとめ～雑談の時間をうまく使って相手との時間をよりよく過ごそう～

今回、久々に会う人とどのように会話するかについて、記事にしました。

「誰もが関心のあるトピックに絡めて話をする」ということは 久々に会う人と会話するとき以外でも 新人が入ってきたときや初めて取引先の担当と会うときなど色々な場面で活用できるものかなと感じます。

そして話の入り方次第で、その後の会話の流れが変わってくると思いますので  「雑談を相手との関係構築に生かす、単なる時間稼ぎの手段としない」という意識が大事かなと感じます。当たり前のことではありますが、意識しないと結構難しいです。

本内容を参考に日々の生活で活用していただければ嬉しいです。